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1.地質調査事業

   1−1  地質構造解析及び鉱床探査

 1. 活断層調査:地震断層の活動性に関する評価を行います。地域の地形、地質・地質構造、重力異常、微小地震の分布等に関する既存文献を集約し、断層の位置、形状、活動性の概略を把握した後に、地形学的手法、地質学的手法及び地球物理学的手法により活断層調査を行います。

 2. 地質踏査:現地を歩いて崖や斜面に見られる地層や岩石の露頭観察から、地表の地質状態などを解析する作業です。堆積物・岩石・植生の分布、地すべり、崩壊、涌水などを調べ、層理面、節理、割れ目、断層の走向・傾斜から地下の地質構造を推定します。

 3.  試掘坑観察:試掘坑とは、トンネルやダムの工事などにおいて、地質・岩質・湧水などの調査のために掘られた通路状の“あな”です。試掘坑において、岩石や地層を観察し、岩盤試験などの試験を行います。

 4. トレンチ調査:一定の規模の溝(トレンチ)を掘削し、断層が動く前に堆積した地層と動いた後に堆積した地層を識別することによって、地震の断層活動の時期を推定します。地層が次々に堆積する場所では、断層活動はこれらの地層の中に次々と記録され,地層の年代がわかれば、活動年代も次々に解読されます。断層活動の周期性を推定することにより、その活断層が近い将来地震を発生させる可能性が高いかどうか、地震危険度の長期評価を行うことができます。

 5. 道路防災点検調査:道路防災点検は、落石・崩壊、地すべり、雪崩、土石流、橋梁基礎の洗掘、地吹雪・凍結等の道路機能を低下させるリスクについて、盛り土や擁壁の日常の点検・管理を通じて、災害の発生を最小限にするリスクマネジメントです。ここでは災害要因を特定し、客観的な評価を下すことが重要になります。土質及び岩盤や斜面災害の豊富な知識や経験から、的確に判断し評価を行います。

 6. 資源・エネルギー等の調査・解析:資源開発の一般的なプロセスでは、まず情報収集・事前調査から始め、有望地域を選定して鉱区を取得し探鉱に着手します。探鉱では通常、初期探鉱→本格探鉱(鉱床確認・規模把握)→鉱床評価/フィジビリティ・スタディ(F/S)というステップを踏みます。F/Sでは、開発可能性について、技術的・経済的に評価し、併せて環境リスクを評価します。開発可能となれば、許認可を取得して建設工事に着手します。非鉄資源の探鉱は、広い調査対象範囲から有望地域を絞り込み、各種探査手法を用いて、新鉱床の発見を目指します。



   1−2  ボーリングデータデジタル化支援業務

 
地質・地盤調査における紙資料またはPDFファイルで保管されているボーリング情報(柱状図等)をデジタル化いたします。法人・個人及び公官庁のお客様に、制限なしで何本・何枚からでも対応させていただきます。
   →お気軽にお問い合せください。

       ボーリングデータのデジタルデータ化 価格表 → こちらをご覧ください 

       納品形態:CD−R、DVD
   仕  様:国土交通省電子納品基準に準拠(オーダーメードにも対応いたします) 

    なお、防災科学技術研究所が試験公開しているGeo-Stationへの、ボーリングデータ公開へのご協力をお願いしております。統合化地下構造データベース(Geo-Station)については、
   こちら(https://www.geo-stn.bosai.go.jp/jps/) をご覧ください。 



2.地質・地盤情報の利活用に関する事業



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